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2017年5月12日 (金)

アグリネット-1-

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自然農による田植え(2006年6月に載せた文章をここに転載します)

京都アグリネットHP

<自然農の説明>
ここの田んぼは、内湖の複雑で不安定な形の湖岸に面していて、ヨシ原はせまってくるし、ほ場整備もなく、これまでの価値観ではまったく効率のわるい田畑が広がっています。
ここでは、まず、農薬や化学肥料に頼らない色々な農法(有機栽培や自然農栽培)で、のんびりと田んぼをすることになっています。農業専用機械でなくても持てる機械(ユンボなど)でのんびりとやる農法。また、何も機械をもっていない者は、鎌と鍬でのんびりとやる農法など。いずれにしても西の湖とヨシ原の風景にふさわしい農の実験です。

自然農法の基本的な特長は、
・耕さない
・農薬、化学肥料を使わない(肥料をやらない)
・草、虫を敵としない
そして、「何も持ち出さない、持ち込まない」(米を持ち出すので、その分はなんとかしないといけない)ということ。

これは近代農法(既存経済)の価値観である2つの呪縛・・・効率・収量から解き放たれれば、必然に辿り着くといいます。つまり、「やはり農薬を使わないと」とか「ほ場整備や化学肥料がないと、、」という強迫観念がなくなります。

しかし、この農法は、効率や収量のために、という選択肢がないのに、結果的に10~11俵もとることができます。結果的にもっとも効率がいいのだ、といいます。まるで「お金はあとからついてくる」というコミュニティビジネスの考え方と似ています。

「耕さない」「肥料を使わない」「草、虫を敵としない」ということは、逆にいうと、「土を生かす農法」
「いのちを生かす農法」「おだやかにくらせる農法」といえる。つまり、もっともたのしい農法です。

また、「ウソつかない」ではなく、「ウソつかなくてもすむ」農法。

農作業としては、
■種おろしは4月下旬~5月上旬
田んぼの中に苗代を畑の状態にして、種籾を蒔く。温度管理、水管理の必要はないが、ヨシや竹を土に差してとげとげにしたりして、スズメ、モグラ、犬・猫がいやがる工夫が必要。
育苗期間は2ヶ月、成苗を移植。

■田植えは6月下旬~7月上旬
まだ、水の張らない田んぼに間を広くとって、鎌で少し穴を開けて、手植えで成苗を1本植え。
水を張らないので、膝を地面につけることができるし、田植えもラク。
間隔広くて、1本植えだから分けつがすごい。濁水なし。田植え後に水を張る。水を張らなくても生物相はゆたか。田植えがおそいので、春草は刈らなくても夏草の稲と交代する。また、水の好きな草の成長も抑えられる。夏草を刈る。

■稲刈りは11月
完熟をまって、手刈り。
さらに究極の完熟のために、はさがけを12月まで行なって、稲の栄養をゆっくり籾に入れる・・

表GEN研究会ph

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